お昼ごはんをスープジャー弁当に変えてから、食生活と体調がガラッと変わりました。
それまでは「お昼くらい好きなものを食べたい!」と、食べたいものをどんどんお腹に入れていました。揚げ物、パン、お菓子、甘い飲み物……。
でも、潰瘍性大腸炎を持っている身としては、あとからお腹が悲鳴を上げることもしばしば。
そこで思い切って、お昼はスープジャー弁当オンリーにしてみたんです。
結果として
- 食べ過ぎを自然と防げる
- 変なもの(お菓子やジャンクフード)を食べなくなった
- 潰瘍性大腸炎の調子がかなり安定してきた
という、うれしい変化がありました。今日はその体験を書いてみます。
スープジャー弁当は「簡単おじやランチ」
私のスープジャー弁当は、とてもシンプルです。
- ご飯をスープジャーに少なめに入れる
- 上からあつあつのスープやだしを注ぐ
これだけで、お昼にはおじやみたいなトロッとしたご飯になります。
ご飯と汁物を一緒にすることで、見た目の量はそんなに多くないのに、食べるとちゃんとお腹が満たされるんです。
固いおかずをたくさん噛んで食べるというより、**胃腸に負担をかけすぎない「やさしい昼ごはん」**というイメージです。

① 食べ過ぎ防止にちょうどいいボリューム
スープジャー弁当の一番のメリットは、自然に食べ過ぎを防いでくれることです。
お弁当箱だと、ついスキマがもったいなくて、おかずを詰め込んでしまいがちですが、スープジャーは容量が決まっています。
- ご飯を入れる量も
- スープを注げる量も
物理的に上限があるので、それ以上は食べようがありません。
しかも、おじや状態になっているので、噛みながらゆっくり温かいものを食べることで、少ない量でも満腹感が出やすいと感じています。
「食べたい欲」ではなく、「必要な量」でストップがかかるようになりました。
② 「変なもの」を食べなくなった
もうひとつ、思わぬ変化がありました。
それは、お昼に変なものを食べなくなったこと。
ここでいう「変なもの」というのは、たとえば
- コンビニのついで買いのお菓子
- ジュースや甘いカフェラテ
- お腹は満ちるけれど栄養が偏るジャンクフード
などです。
お昼ごはんがスープジャー弁当と決まっていると、
「今日は何を食べようかな?」
と迷う時間が減り、余計な買い食いがスパッとなくなりました。
スープジャー弁当を中心にすると、
- ご飯
- スープ(だし、味噌汁、野菜スープなど)
という組み合わせになるので、自然とシンプル&胃腸にやさしい構成に落ち着きます。
結果として、
- 食費のムダも減る
- 余計な油や砂糖の摂取も減る
という、お財布と身体の両方にうれしい変化が出てきました。
③ 潰瘍性大腸炎の調子がかなり良くなった
そして一番大きいのがここです。
潰瘍性大腸炎の調子が、とても良い。
もちろん、人によって合う・合わないがあると思うので、これはあくまで**「私の場合は」**という話です。
ただ、
- 固いものをガッツリ食べる昼食
よりも - おじやのようにやわらかく、温かいスープジャー弁当
に変えてから、
- お腹がラク
- 便通が整いやすい(“改弁”という感じ)
- 食後にぐったりしにくい
と感じるようになりました。
おじやは昔から「消化に良い」と言われていますが、実際に自分の腸で実感している感覚があります。
潰瘍性大腸炎はちょっとした刺激でも調子がブレやすいので、お昼を「攻めないごはん」に変えることが、私にとっては大きな安心材料になりました。
スープジャー弁当を続けやすくするコツ
最後に、お昼をスープジャー弁当にして続けやすくするために、私が意識していることを書きます。
- ご飯は少なめでもOK
→ スープでかさが増えるので、見た目よりちゃんと満腹になります。 - 具材はシンプルでいい
→ 卵、少しの野菜、しらす、豆腐など、胃腸にやさしいものを中心に。 - 「特別な日」ではなく「いつもの昼ごはん」にする
→ 迷わない・ブレないことで、変なものを食べにくくなります。
まとめ:お腹にやさしい「おじやランチ」で自分の腸を守る
お昼をスープジャー弁当に変えたことで、
- 食べ過ぎを防げる
- 余計なものを食べなくなる
- 潰瘍性大腸炎の調子が安定してきた
という3つの変化を、私は実感しています。
華やかなお弁当ではないけれど、
「お腹に負担をかけない」「ちゃんと満たされる」
この2つを両立できるのが、スープジャー弁当の良さだと思います。
同じように腸のトラブルで悩んでいる方は、
無理のない範囲で、お昼を“おじやランチ”にしてみるという選択肢もありかもしれません。
自分の腸がラクになる食べ方を、一緒に少しずつ探していきましょう。












