数年前に
突然、義父が認知症になった経験を
書きます。
お金が絡むので
最後まで読めば
お金には安心した
認知症家族になれると思います。
今日のメニュー
1、不動産
2、車
3、銀行
4、市町村へ
5、情報源は
6、施設への準備
7、終活
1、不動産
認知症初期は
まだ書類も書けるし
判断もありました。
判断のできるうちに
売却又は、相続税のかからない配偶者などに生前贈与しましょう。
売却は、認知程度で難しい場合があるので
生前贈与の方が現実的かもしれません。
不動産取得税が発生しますが
その税金を支払ってでも
本人から不動産を引き離しましょう。
これで
施設利用料を捻出できます。
介護施設の相場は
月に25万円だそうです。
仮に10年そこにいれば
3千万円ほどになります。
売却したからと
気を緩ますことなく、介護費を
貯めておきましょう。
2、車
ここをのんびりしていたばかりに
亡くなった後で
大変でした。
亡くなると
相続が完了するまで
車の所有者が決まらず
保険も入れず
つまり数ヶ月乗れないという状況が続きました。
認知症になったら
さっさと売却か
家族に生前贈与かしてもらいましょう。
3、銀行口座
認知症になっても
まだ暗証番号を覚えていたので
教えてもらいました。
もし、無かったら
介護費用を
家族が建て替えることになり
親が死ぬまで
返しては貰えません。
ここでやっておくことは
・暗証番号を聞いておく
・家族カードを作っておく
以上ですが
家族カードについては銀行によりまちまちで
ある銀行では家族の同居条件がありました。
郵貯では同居要件がなく
スムーズでした。
4、自治体へ
家族が抱え込まないために
自治体に届け出ます。
自治体は
承認作業を経て
介護プランを作ってくれます。
この承認作業が数ヶ月にわたる場合があるので
早急な届けが必要です。
5、情報源は
必要な情報は自治体が教えてくれると思ってましたら
自治体は
介護施設は自分で探すように言われ
情報源として
認知症家族の会を紹介してもらいました。
ここでは
介護施設に入る前段階の
本人の楽しみ、麻雀、歌を取り入れた
リハビリも行っていました。
6、介護施設に入ってからの準備
私自身も
介護施設に往診に行っていますが
みなさん、若い時に好きだった音楽を
ずっとかけっぱなしで
お部屋にいらっしゃいます。
好きな音楽を聞いておきましょう。
好きな音楽を聴くと
脳波が変わります。
良い方向にいくかもしれません。
7、墓について
まだ認知症が軽いなら
どこの墓に入りたいか聞いておきましょう
本人の意向に沿ったものを準備しましょう。
まとめ
認知症は誰しも、かかります。
嫌がらず、
準備をしてあげることが
自分への準備にもなっていくことでしょう。
子供たちは見ています。
「嫌がりながら介護してた」と思われないようにしたいものです。