潰瘍性大腸炎と診断されてから、「何を食べるか」は自分の体と丁寧に向き合う時間になりました。
特におやつは、ただの“甘いもの”じゃなくて、気持ちをほぐしてくれるごほうびのような存在です。

沢山食べられないから
厳選しないとね
そんな私の今日のおやつは、こんなラインナップでした。
▷ 冷凍みかん & 冷凍バナナ
子どものころを思い出すような冷凍みかん。冷たいけれど、じんわりとやさしい甘さ。
バナナはスライスして冷凍。
ねっとりとした食感になって、まるでアイスのよう。食物繊維もあるので腸にも◎。

▷ ヨーグルトアイス
プレーンヨーグルトをそのまま凍らせて、半解凍でシャリっと食べるのが最近のお気に入り。
腸にやさしい発酵食品なのに、まるでスイーツ。ちょっとした工夫で贅沢感が出せます。
▷ メロンと酢桃ゼリー
旬のメロンをひと口サイズにカット。水分が多くて、体にすっと入るやさしさが嬉しい果物。
酢桃(すもも)は少し火を入れて、ゼリーにしてみました。さっぱりとした酸味と甘みで、暑い日にもぴったり。
▷ 手作りプリン(豆乳・卵・砂糖)
そして今日の主役は、手作りの豆乳プリン。
材料は、豆乳・卵・砂糖だけのシンプルレシピ。カラメルはあえて作らず、素材の甘さを楽しみます。
豆乳のやさしいコクと、卵のなめらかさが絶妙で、「これで充分幸せ…!」と思える味。
胃腸に負担をかけずに、満足感のある一品です。
「食べられる幸せ」を大事にする
潰瘍性大腸炎のある日常では、「これは食べて大丈夫かな?」と不安になることも多いけれど、
安心して食べられるおやつがあるだけで、気持ちがずいぶん楽になります。
市販のものもいいけれど、自分で作ることで材料がわかって安心だし、何より「自分の体のために作る」という気持ちが、ちょっとした癒しになります。
「がまんする食事」ではなくて、「工夫して楽しむ食事」へ。
そんなふうに気持ちを切り替えられるようになったのは、おやつの力かもしれません。
今日もおいしく、無理なく、自分のペースで。