特別支援 中学校編です。
現在18歳、就労A勤務の発達障害の親である私が、自分の経験上、中学選びについてお話します。
小学校入学が終わったかと思ったら、すぐ中学校のことを考えるって大変ですよね。
でも、あっという間に、今度は高校問題が出てきます。
中学校選びは、小学校選びとは違います。
それは、たった3年間しかないからです。
小学校は6年間ありましたけど
中学は3年間しかありません。
中学の3年間って、あっという間です。
ですから、私が伝えたいのは、高校まで考えた3年間を考えてほしいということです。
どういうことかといううと
発達障害である以上、多分、就職問題が発生します。
私の経験上、親がなんも情報仕入れずに、スムーズに就職できた。そして就労定着も大丈夫という方は居ません。
高校卒業して、すぐ就職するのであれば、中学からか、高校からか、就職を意識したトレーニングを始めた方が良いです。
もちろん、高校を卒業しても、就労支援という2年間という期限付きで、就職トレーニングをした後に、立派に就職する人もいます。
それを否定はしません。息子もどこも就職が決まらなかったら、就労支援を使う予定でした。
ですので、
今日、お話するのは、高校卒業後すぐに就職ということを前提です。
小学校6年生、12歳で、そこまでなかなか考えられませんよね。
ですから、この問題は、お子様が5、6年生のうちから考えておいていただきたい問題です。
中学へ入学するにあたり、子供さんの状態を考えてください。
素直な従順な様子で、家の手伝いも言ううことない。
料理も、洗濯も上手よ。家のことは任せられるわというのであれば
就職トレーニングは、高校から出良いと考えます。
つまり、中学は普通の学校で、普通中学を卒業してから特別支援学校なり、私立のそういう専門学校なりを考えた方が良いと思います。
そうでない場合、家の手伝いも全くできない場合、就職トレーニングは急がれた方が、中学から始めた方が良いでしょう。
つまり、中学は、特別支援学校が良いと思われます。
そして今度は、友達関係からみていきます。
特別支援学校は、家の近所にはなかなか無いものです。
当然、小学校からの同級生は居ないのが普通です。
これは
普通の子供との交流時期を多く取るのか、そうでないのかという問題があります。
どう考えた方が良いのか、お手本がいるかもしれません。
地元の障がい者団体にお尋ねになるというのも方法です。
私は、ネットにもよく出てくるハルヤンネさんを参考にしました。
息子の状態と似ていると思ったからです。
ハルヤンネさんのお子さんは、普通学校の特別支援教室です。そこでの色んな出来事を本で読んだり、本人に聞いたりして
私は思いました。
息子に」よく似ている。これは地元の特別支援学級だと。
そしてもう一つの決め手は
小学校からの同級生が、そのまま中学に行っていたことです。」
小学校の同級生はいじめこもいましたが
大半は、息子のサポーターでした。
そして家の手伝いが、よくできていました。
朝の洗濯、夕方のみそしる作り、休日の掃除、毎日の風呂掃除と。
「お母さんのする事、ないですね」とよく先生に言われていました
余談ですが、母のすることは、
ジョブコーチだと思っていました。
ですから、中学入学に際する、教育相談の時に
「中学は地元で、高校から特別支援学校で」と言いました。
すると教育委員会から
「中学から、特別支援学校行くように」と通達がありました。
息子は、その時3歳ほどの言語レベルしかありませんでした。そういうのも理解はできますが
1回あっただけの教育委員会に、何が」わかるのよと
言いませんでしたが、地元を希望し、通りました。
地元の特別支援学級は、担当学科によっても違いますが
概ね、学年相当を学ばせてもらいました。
特別支援学校に行ったら、そうではないことを思うと
この選択は、
わが子の場合は間違いではなかったと思います。