自閉症息子を記録に

なんで、息子を記録するか

息子の診断が出なかった頃、

ネットで息子に似た育児記録を探し

その子が大人になるまで読み続けました。

情報がほぼない時代に

そこから情報を得ました。

私の育児記録は、きっと誰かの役に立つでしょう。

もしかしたら、私が亡くなった後に、

息子の世話をする人が読むかもしれません。

何が好きで、どんなサポートしたら良い

育児記録を読んだら判るはず。

という思いで書いています。もうすぐ、私の元から離れて行くから

次に繋ぐタスキを作っている感じです。

自閉の不思議な能力

家の電動ピアノが、自動演奏出来ることは、息子が幼児期に知りました。

突然に鳴り出し、ビックリでした。

どうやったのと、聞いても教えて貰えず。

息子は話が出来ず。

家族は、その後も、自動演奏を使うことは無いです。

ピアノは、私が単身赴任していた時に中古を買ったもので。

中古だから、説明書も無くでした。

それから、ピアノを時々弾いてくれましたが

私が近づくとやめてしまうので

ほっておくようにしました。

レインマンみたいだなぁと

思います。

発達障害 中学校選び

特別支援 中学校編です。

現在18歳、就労A勤務の発達障害の親である私が、自分の経験上、中学選びについてお話します。

小学校入学が終わったかと思ったら、すぐ中学校のことを考えるって大変ですよね。

でも、あっという間に、今度は高校問題が出てきます。

中学校選びは、小学校選びとは違います。

それは、たった3年間しかないからです。

小学校は6年間ありましたけど

中学は3年間しかありません。

中学の3年間って、あっという間です。

ですから、私が伝えたいのは、高校まで考えた3年間を考えてほしいということです。

どういうことかといううと

発達障害である以上、多分、就職問題が発生します。

私の経験上、親がなんも情報仕入れずに、スムーズに就職できた。そして就労定着も大丈夫という方は居ません。

高校卒業して、すぐ就職するのであれば、中学からか、高校からか、就職を意識したトレーニングを始めた方が良いです。

もちろん、高校を卒業しても、就労支援という2年間という期限付きで、就職トレーニングをした後に、立派に就職する人もいます。

それを否定はしません。息子もどこも就職が決まらなかったら、就労支援を使う予定でした。

ですので、

今日、お話するのは、高校卒業後すぐに就職ということを前提です。

小学校6年生、12歳で、そこまでなかなか考えられませんよね。

ですから、この問題は、お子様が5、6年生のうちから考えておいていただきたい問題です。

中学へ入学するにあたり、子供さんの状態を考えてください。

素直な従順な様子で、家の手伝いも言ううことない。

料理も、洗濯も上手よ。家のことは任せられるわというのであれば

就職トレーニングは、高校から出良いと考えます。

つまり、中学は普通の学校で、普通中学を卒業してから特別支援学校なり、私立のそういう専門学校なりを考えた方が良いと思います。

そうでない場合、家の手伝いも全くできない場合、就職トレーニングは急がれた方が、中学から始めた方が良いでしょう。

つまり、中学は、特別支援学校が良いと思われます。

そして今度は、友達関係からみていきます。

特別支援学校は、家の近所にはなかなか無いものです。

当然、小学校からの同級生は居ないのが普通です。

これは

普通の子供との交流時期を多く取るのか、そうでないのかという問題があります。

どう考えた方が良いのか、お手本がいるかもしれません。

地元の障がい者団体にお尋ねになるというのも方法です。

私は、ネットにもよく出てくるハルヤンネさんを参考にしました。

息子の状態と似ていると思ったからです。

ハルヤンネさんのお子さんは、普通学校の特別支援教室です。そこでの色んな出来事を本で読んだり、本人に聞いたりして

私は思いました。

息子に」よく似ている。これは地元の特別支援学級だと。

そしてもう一つの決め手は

小学校からの同級生が、そのまま中学に行っていたことです。」

小学校の同級生はいじめこもいましたが

大半は、息子のサポーターでした。

そして家の手伝いが、よくできていました。

朝の洗濯、夕方のみそしる作り、休日の掃除、毎日の風呂掃除と。

「お母さんのする事、ないですね」とよく先生に言われていました

余談ですが、母のすることは、

ジョブコーチだと思っていました。

ですから、中学入学に際する、教育相談の時に

「中学は地元で、高校から特別支援学校で」と言いました。

すると教育委員会から

「中学から、特別支援学校行くように」と通達がありました。

息子は、その時3歳ほどの言語レベルしかありませんでした。そういうのも理解はできますが

1回あっただけの教育委員会に、何が」わかるのよと

言いませんでしたが、地元を希望し、通りました。

地元の特別支援学級は、担当学科によっても違いますが

概ね、学年相当を学ばせてもらいました。

特別支援学校に行ったら、そうではないことを思うと

この選択は、

わが子の場合は間違いではなかったと思います。