
こんにちは、Tママです。
今日はちょっと真面目なテーマです。
「知的障害のある子に、投資って必要なの?」
実はこれ、私自身がずっと悩んできたことでした。
でも今は、「必要です」って自信を持って言えるようになりました。
投資=お金だけじゃない
「投資」と聞くと、多くの人が「株」「NISA」「iDeCo」などの“お金のこと”を思い浮かべますよね。
でも、私が考える投資はそれだけじゃありません。
- 教育への投資
- 療育や訓練
- 人との関わりを育てる経験
- 健康を維持する生活習慣
こうしたことすべてが、**知的障害のある人の“未来を育てる投資”**だと思っています。

T君は、つみたてNISAとiDeCoをやっています
うちのT君は、今、就労継続支援A型で働いています。
お給料は月に5〜6万円くらいですが、その中から
- つみたてNISA:月3,000円
- iDeCo:月5,000円
を、自分の名義で積み立てています。
もちろん最初は私が手続きなどを手伝いました。
でも今では、「T君自身のお金」として、自分の未来のためにコツコツ続けています。
親なきあとに向けた備えとして
どうしてそこまでするのか?
理由は一つ。
「親なきあと」が必ずやってくるからです。
私はいつか、T君のそばにいられなくなる。
そのときに、少しでも安心できる貯蓄があってほしい。
そして「自分のお金がある」という自信を持ってほしい。
そんな思いから、少額でも毎月の積立を続けています。

お金の管理は、お姉ちゃんに
もちろん、T君が将来ひとりでお金の管理をするのは難しいと思っています。
なので、口座や保険、年金の管理などは、T君のお姉ちゃんに任せる予定です。
姉弟でちゃんと話し合いました。
「もし私がいなくなったら、T君のことお願いね」
「うん、ちゃんと見てあげるよ」
そんなやりとりができる関係があることも、家族という“財産”だなって思います。

健康への投資も忘れずに
T君は現在、通院はしていません。
でも、健康にはとても気をつけています。
- 作業所まで歩いて通勤
- 休日は近所を散歩
- ストレッチを習慣に
特別なことはしていませんが、**「毎日ちょっとだけ体を動かすこと」**を意識して生活しています。
病気になってから治療するよりも、
元気でいることが一番の節約であり、最大の投資だと実感しています。
投資とは、「可能性を信じること」
知的障害があると、周囲から「できない前提」で見られがちです。
でも私は、「もしかしたら、できるようになるかもしれない」と信じて、
教育も、健康も、お金のことも、少しずつ積み重ねてきました。
未来は誰にもわかりません。
でも、信じて動いてきたことで、T君は着実に成長しています。
最後に
知的障害がある子にとって、「投資」は贅沢なことではありません。
むしろ、将来の不安を少しでも減らすために必要なことだと思っています。
焦らなくていい。
でも、止まらないことが大事。
毎月少しずつでも、
“未来の安心”を一緒に育てていきませんか?
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