自閉症 幼児の頃の自宅療育

2006年2月 保育園時代の療育メニュー

発語はほぼ無い。しかし、おうむ返しは出来ていたので、それを利用した言葉の練習。

透明クリアガラスにマジックで書いたひらがなを、ひらがな表にマッチングさせる

包丁で野菜の乱切り、玉ねぎの皮むき

なわとびは、全然興味無かったのに、郵便屋さんの歌に合わせるとのってくる。

ぬいぐるみの服を着替えさせる。ボタンがうまくいかない。

積み木の模倣

3語分を作る練習

 僕は車に乗る 等

公文数字表を一緒に読む

自閉症息子を記録に

なんで、息子を記録するか

息子の診断が出なかった頃、

ネットで息子に似た育児記録を探し

その子が大人になるまで読み続けました。

情報がほぼない時代に

そこから情報を得ました。

私の育児記録は、きっと誰かの役に立つでしょう。

もしかしたら、私が亡くなった後に、

息子の世話をする人が読むかもしれません。

何が好きで、どんなサポートしたら良い

育児記録を読んだら判るはず。

という思いで書いています。もうすぐ、私の元から離れて行くから

次に繋ぐタスキを作っている感じです。

障害者短期入所ショートステイのお値段

息子は月1で短期入所を利用します。

1泊2日です。

朝は自力で施設に行き

施設で、ドライブに行ったり、

鶏の卵をとったり、

昼食

午後も、カラオケしたり、楽器たたいたり、マラソンしたりして

おやつタイム

また遊んで、ゆうしょく、風呂、就寝。

次の日朝ごはんを食べて

前日のように過ごし、

午後のおやつを食べて、また自力で帰ります。

この費用は、市から施設に15,000円程支払われます。

自己負担は、所得によってかわり、

息子は、自己負担0です。ありがたや。

必要なのは、食事代のみで、1070えんでした。

利用する人は、養護学校時代の同級生も多く、楽しみにしてるようです。

親のレスパイトを本来は目的としていますが

高校生になる時に、相談員に言われたのは

子供を施設にアピールする場になるかもしれない。

受け入れ側も、どんな子なのか不安になるから

施設側に知ってもらうチャンスになるかもと。

それが、就労や入所に繋がる事もある。

入所施設には、大声で怒鳴る利用者さんも居て、困った行動の人も居ますが

むすこは、良い子にしているそうです。

障害者グループホームのお値段

敷金礼金は無いです。

月に5万円かかるそうですが、

低収入なので市から補助が1万円出るので、実質4万円程を施設に支払う事になるそうです。

これは、本人の給料で、何とか支払えます。

その他にかかるのは、昼食代と、遊ぶお金。

息子の場合は、ボウリングや登山が趣味で、お金がかかるので、

プラス3万円準備です。

しかし、幸運な事に、特別扶養手当が3万円、20才になるまで国から出るので

親の手出しは無さそうです。

20才になったら、障害者年金が、これはどうなるかわかりませんが、

取れたら、いいなと思います。

いつも看護士さんが居て、体調に気をつけて貰える人が側に居てくれたら、

とても有難いです。

都市部程、このグループホームが足りないらしいです。

都市部から県外に行く子もいるそうです。

そういえば、都会の知人も、障害者本人の完全一人暮らしらしいですが、

ヘルパーさんが中々見つからず。難儀していると聞きます。

親なき後も、他に居場所が無く

もしかしたら、一生このまま、ここに住んだ方がいいのかもしれません。

自閉症 雨の日曜日

山に行こうとしてたのに、雨で中止。

こういう日のために、アリエクスプレスで、レゴ購入してました。

息子は、おじいちゃんの家で組み立てると言って

お弁当持って行きました。

図書館や、神社や、納骨堂に寄るそうです。

何も無い田舎だと思っていたけど

それなりに、彼にとっての遊び場はあるようで

有り難く思います。

わたは、昨日働きすぎたのか、お腹が痛く。

それでも、再燃ではなくでした。

働きすぎに気をつけよう。

性格がのんびりしてたら良かったかも。

ゆっくり休もう。近所を散歩しました。

自閉の不思議な能力

家の電動ピアノが、自動演奏出来ることは、息子が幼児期に知りました。

突然に鳴り出し、ビックリでした。

どうやったのと、聞いても教えて貰えず。

息子は話が出来ず。

家族は、その後も、自動演奏を使うことは無いです。

ピアノは、私が単身赴任していた時に中古を買ったもので。

中古だから、説明書も無くでした。

それから、ピアノを時々弾いてくれましたが

私が近づくとやめてしまうので

ほっておくようにしました。

レインマンみたいだなぁと

思います。

発達障害 Ld回想

ものの見え方が違う。息子の場合は自分からそれを言えないから、推測しなければならない。

時計のメモリは1つづつ数えるのは難儀しているが、がんばってやっている。

だから、1つメモリを数え間違っても

「すごいね~」

と丸にしている。

短針と長針が近くにあると、混乱するから、(2重に見えてるらしい)

間違っても、仕方が無い。

ある程度、理解しているから、

将来はデジタル時計を持ち歩かせよ

と、小学生時代は思っていましたが

18才の今は、時計を正確に読めるし、

電車に間に合うように、逆算して家を何時に出ればいいか判るようになりました

フアウル 自閉症小学校時代の回想

そんな言葉があるとは知っていたけど、
息子がやるとは思いませんでした。

今日は野球をしたそうです。

交流担任「たかくん、すべて三振でした」

のぞみ担任「たかくん、すべてフアウルでした」

当たったのね。

私にとっては、バットに当たれば、すべてがヒットです。

よくやったよ。息子よ。

それにしても、同じ現象なのに、評価が違う事。

自閉症小学1年生

小学校時代の回想です。

「帰り道がわからない」
と涙ぐむ小学1年生が一人。

携帯を持っていたのが私だけだったため、自宅に連絡。でも不在。
先生は、もう一人の先生に後を頼んで、そのこを連れて学校へ戻っていきました。

とそのうち
「う~ん。ここはどこ?」
という子がまた一人。

「朝来た路を帰るんだよ」

「う~ん、違うみたい」

という訳で、最後の先生もまた消え。

私がまるで先生のように

「はい、まっすぐ帰る人?」
「は~い」
「では、おばちゃんは左に行くから気をつけて帰りなさい」
「は~い。さようなら~」

という具合に、帰って着ました。小学1年生ってこんなもん?

息子の障害が目立ちませんでした。