自閉症遠城寺式発達検査 3歳11ヶ月

回顧録です。記録として。後で自閉症に遠城寺式は低く出ると云う話を聞きました。

社会能力検査の方が良いと云うのは、息子が6歳になってから知りました。

以下は知らなかったので遠城式検査です。

県児童総合相談センターに行っての検査でした。普通は親に渡されないものだそうです。

渡してもらうのも、書類を書かされました。なんでやろうな

親が落ち込んで虐待でもすると思ったのか?そういえば市の書類に露骨に虐待なしって書かれてたなあ。

でも、こう云う書類って大事です。あの頃は、支援員が居ない時代でしたから

支援員を付けろって、その方が成長すると

この書類を元に、申請書を市に出しました。

記録平成17年12月27日

言葉の遅れを主訴に保健所に相談

療育の場は、普通の保育園だったので、他の療育の場への参加を勧められる

移動運動4歳

基本的習慣3歳4ヶ月

発語2歳

手の運動3歳

対人関係2歳

言語理解1歳9ヶ月

診断名 自閉症の疑い

自閉症文字が読めるのに話せない

回顧録です。息子が4歳の頃

文字が読めるのに、言葉が話せない息子を

療育施設が

親が、勉強ばかりさせるから、話せないんだと言いました。

もう10年以上前ですね。

ちゃんと砂遊びをさせましょうと

きちんと発達段階を追って、育てましょうと説教されました。

お姉ちゃんが、囲碁の小学生名人とったり、

色んな大会に出て新聞によく掲載された頃で、近所でもお姉ちゃんは有名で

教育熱心な親としても、私はみられていたのかもしれません。

でも、息子の発達は健常児とは違い

何も勉強していない方々とは、やっていけないので

ついでに

その施設が、

場所が足りないからと

倉庫で、子供たちを集めて、紙芝居、折り紙などやっていたことを

市役所と、県に通報し、やめました。

「視覚支援が全く、分かっていない」からと。

結論は、発達障害は、健常児の発達段階を踏まないことが多いと云う話です。

文字から入っても良いと思います。

絶対的に文字は変わりません。でも天気や人、ことばは変わります。

あの子たちが、文字から覚えるのもなんとなくわかります。

自閉症4歳で初会話だったのに

昨日は、気温10度と、ニュースが言ったら

明日は、何を着たらいい

と、聞いて来たのでビックリでした。

いつも、コーディネートは母が選びますが、自分でやりたかったよう。

最高気温24度で、昼休みはマラソン走っているから暑いはず。

下は、長袖の薄い服。

それにダウンベストと、ダウンの上着。

そんな話をしたら、覚えていて、今朝はちゃんと着ていました。

自転車通勤で寒いから、頭巾タイプのネックウオーマは、気に入ってくれて

着けてくれました。

息子は、4歳で初会話でしたが

それからも、会話は正常では無く。

中学卒業時15才の時に言葉のレベルは3才と言われました。

しかし、それから、何故か言葉は爆発的に伸びています。

あの、言葉がほとんど出ない期間。

知的に重い。高機能では無いと、ある大学の専門家は言いましたが、

それは間違いで

理解はしているが、話をしない状態だったんだと思います。

息子が話が出来ない期間は、焦っていましたが

あの頃に戻れるなら、

お話し出来る様になるよと教えてあげたいです。

4歳で、障がい者手帳を取る

手帳なしから、手帳ありへ

4歳当時、医師から言われたのは

「自閉症かもしれないが、

そうではない要素もたくさんある。1年後にまた来てください」

でした。

早期発見早期療育が必要な、この時期に、1年も待てとは

この医者はバカだと思い

その日に、自閉症で有名な病院の予約を取りました。

そしてその病院で自閉症診断を受け、療育をスタートしました。

それでも、障がい者手帳を取った方が良いとは助言されませんでした。

必要だと思ったのは

保育園で、子供たちと一緒の行動が、難しいことを知った時でした。

ここに加配があれば、なんとかなるのかもと

色々調べ、

障がい者には配慮してもらえることがわかりました。

福祉課は、手帳を取るというと驚いていました。

児童相談所でもいろいろ検査をして

「お母さんが、そういうなら」と

めでたく手帳が取れました。

取ってからわかった、障がい者手帳のメリットは

1、税制面で優遇

2、バス料金は、半額に(自立練習もたくさんできます)

3、障がい者だから、サポートをつけてと学校に言える

4、動物園、水族館が、同伴者も無料。行き放題。

障がい者手帳は不要なら返せばよいのですが、このメリットを知っているからか、

周囲で返した人を知りません。

息子は知的障害で手帳を取ったのですが

IQが高すぎて取れない子は、精神福祉手帳を取れる場合があるそうです。

また、ここだけの話ですが

先日、勘違いでJRカードを渡していたのですが

違う交通系カードでしか決算できなかったんですが

「できないよ」って運転手さんに言われて

そのままおろしてもらえたのは、見せた手帳のおかげです。